前立腺ってどんな臓器?大きくなる?前立腺肥大について詳しく紹介

前立腺とは?

前立腺とは、男性のみが持っている生殖器です。膀胱の下にありその大きさは「くるみほどの大きさ」とよく表現されます。
主な役割としては、精液の成分の1つである前立腺液と呼ばれる液を作るほか、精子の保護や、栄養を与える役割などを担っています。また、周囲に張り巡らされている筋肉によって、射精や排尿に大きく関わっています。しかし、まだまだ不明な点もある臓器でもあります。

大きくなることがある?

射精や排尿に関する役割を担う前立腺ですが、年を重ねるにつれて肥大することがあります。これは、前立腺肥大症と呼ばれています。なぜ大きくなるのか、その理由ははっきりとはわかっておらず、肥満や高血圧などとの関係を指摘する声も上がっています。また、男性ホルモンなどのホルモンの変化の可能性もあります。

どのような症状がおこるのか?

肥大に伴ってどのような弊害がでてくるのでしょうか?代表的なものとしては、排尿が困難になることです。どのような困難かというと、肥大によって尿道が狭くなり、排尿時にまでに時間がかかるということです。そのほかにも、頻尿や残尿などの症状が見られることもあります。しかし、症状をそのままにしておくと、血尿や尿路感染、膀胱結石、腎臓機能障害といった合併症が引き起こされる可能性があります。そうならないためにも、まずは自分には治療が必要なのかどうか、診察によって確認する必要があります。

早期発見のためには?

前立腺肥大症を見つけるためのチェック内容としては、以下のものが挙げられます。

  • 残尿感
  • 頻尿
  • 尿が途中で途切れる
  • 尿を我慢できない
  • 尿の勢いが弱くなったかどうか
  • お腹に力を入れないと尿が出ない
  • 就寝中の尿の回数

以上のような症状が見られるようになった場合は注意が必要です。

治療法

前立腺肥大症の治療は必ずしも行う必要があるわけではありません。先述の通り、排尿の困難や頻尿、残尿などの症状が見られる場合に治療を行います。実際に治療を行う必要のある人は全体の約25%くらいだと言われています。
実際に治療が必要になった場合、どのようなものがあるのでしょうか?
方法としては、薬によるもの、手術によるもの、保存療法によるものがあります。
肥大はしているものの、症状は見られない人には生活指導や経過観察といった保存療法が、症状が見られる人には、薬による治療が、合併症が見られる人には手術が行われます。